怪盗シネマ

cinema,book,boardgame

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ベトナム戦争、新聞、女性。「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」レビュー

1971年、ベトナム戦争への批判が高まるアメリカで全国紙ニューヨークタイムズがスクープした機密文書「マクナマラ文書(ペンタゴンペーパーズ)」。 文書にはベトナム戦争の戦況の詳細な分析が書かれていて、「ベトナム戦争は有利に進んでいる」と喧伝してい…

「プレデター」の新たな可能性を切り開いた!「ザ・プレデター」ネタバレ感想

宇宙船で空を駆け、強者を狩ることに喜びを見出す最強のクリーチャー「プレデター」。 「プレデター」が登場する作品としては通算6作目となる最新作「ザ・プレデター」を観てきました! 「プレデター」シリーズらしい血みどろの残酷描写と、「リーサルウェポ…

日本でアベンジャーズは可能か?日本のクロスオーバー文化を見る

レンタルが始まった「アベンジャーズ/インフィニティウォー」を見て、やっぱり「アイツも出る!こいつもいる!」というオールスター感はたまらなく楽しいと思いまして。 で、やはり考えてしまうのが、「日本でアベンジャーズのような映画は作れないのか?」…

自閉症のダコタがスタートレックの脚本を届ける旅。「500ページの夢の束」ネタバレ感想

ダコタ・ファニングが自閉症の女性を演じる「500ページの夢の束」を見てきました。 あらすじ 自閉症のため人とうまくコミュニケーションができず、日常生活を送るための訓練を受けているウェンディ。 彼女は大のスタートレックマニアであり、スタートレック…

ステイサムの主人公補正は噛みちぎれない。「MEGザ・モンスター」感想

実在した超巨大サメ「メガロドン」vsジェイソン・ステイサムで話題の海洋SFモンスター映画を見て来ました。 サメ映画を見るのは久しぶりで、最近は「シャークネード」などのイロモノ映画しかなかった印象でしたが、「MEG」はなかなかどうして、しっかり正…

「正義」と「真実」、どちらをとるか?「検察側の罪人」感想

木村拓哉と二宮和也のW主演で話題沸騰、原田眞人監督の最新作「検察側の罪人」を見てきました。この記事では、実際に見て感じたこの映画の魅力を、極力ネタバレなしで書いていきます。キムタクとニノの対決はどうだったか?なんといってもこの映画を観る動機…